波乱の展開…狙いは小型のテーマ株 『アクモス』『サイオステクノロジー』『ロックオン』

2016.01.09

 2016年の年始相場は波乱の展開となっている。中国の景気先行き懸念の強まりを背景に、世界的な景気減速が意識され、原油先物価格の下落に歯止めがかからず、外国為替市場で、安全資産の円が買われ、急騰しているからだ。

 この円高進行が、わが国輸出企業の収益悪化を連想させ、日経平均の下落要因となっている。特に、7日は、中国人民銀行(中央銀行)が人民元の対ドルでの基準値を切り下げたことをきっかけに、円が1ドル=117円台に急騰し、日経平均先物が売られ、上海などの取引所が4日以来、再び取引を停止した。このような状況では、小型のテーマ株を狙うしかない。

 まず、「アクモス(6888)」は、同社子会社のASロカスのUAV(ドローン)を利用した、「がけ崩れ危険個所監視システムの試作開発」が、16年6月期第1四半期において国の政策に基づく助成金に採択された。これが注目ポイント。

 ちなみに、ASロカスは、地図デジタルデータの入力からビジネス、自治体、営業ツールの地理情報システムの構築、GISエンジンの販売、インターネット地図情報配信を提供している。ASロカスは、この「ドローンを活用した災害防止監視システム」を、崖や山が多い地域の防災対策として、全国の自治体に売り込むという。

 次に、「サイオステクノロジー(3744)」は、フィンテック関連として注目する。同社は、昨年4月に金融機関を中心にアプリケーション開発などを行うキーポート・ソリューションズの子会社化を通じて金融IT分野に参入し、大きな成長が期待されるフィンテック領域において新しいサービスを投入する体制を構築しつつある。

 さらに、金融機関向けに資産・負債のリスク管理を行うALMシステムの開発・販売・保守を主事業とする、PCIの親会社のARSホールディングス株式会社の株式を取得した。

 そして、「ロックオン(3690)」は、テックビューロ株式会社と、大型ECサイトのバックエンド運用コストを3分の1程度に圧縮する可能性を持つ、ブロックチェーン技術「mijin」を応用したECのゼロダウンタイム受注エンジン開発の実証実験を共同で行う。これが注目ポイント。

 両社は、今年1月から共同でブロックチェーン技術を応用したEC受注エンジンの実証実験を開始する。将来的にはロックオンより「EC−CUBE」における「mijin」利用パッケージを独占販売することや、ロックオンのソリューション事業部での、本技術を利用した大規模ECサイト構築の受注を視野に入れている。 (株式会社カブ知恵 代表取締役・藤井英敏)

 

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