岡山市(2) 路面電車の乗り入れ計画 土木・建築需要増で『大本組』

2016.03.25

道路の真ん中の電停に止まっている路面電車
道路の真ん中の電停に止まっている路面電車【拡大】

 岡山県岡山市の地方創生計画の大きな柱は観光・コンベンションの強化と国からの特区指定を受けた在宅介護による自立支援の推進である。

 この2つを推進するうえで重要になるのが、移動の足の確保。観光客や出張者、コンベンション参加者が市内を移動したり、自動車の運転をやめた高齢者が日常の足として使える電車やバスなど公共交通の充実である。

 しかし、人口の減少によって公共交通の利用者が減り、路線の縮小・廃止が現実となる恐れも高まっている。そこで市は、公共交通の利便性を高めて利用者を増やす施策を計画している。

 その目玉の1つが「路面電車岡山駅前広場乗り入れ計画」だ。バスは駅前広場に乗り入れているので乗客はほとんど歩かなくて済む。しかし路面電車の岡山電気軌道の岡山駅前駅に行くためにはJR岡山駅東口を出て200メートルほど地上を歩かなければならない。路面電車は広場の手前、しかも道路の真ん中の電停に止まっているため、荷物の多い観光客や出張者、高齢者には使いづらい。

 乗り入れ計画の検討会は昨年11月までに4回行われており、「平面乗り入れ案」「高架乗り入れ案」「地下乗り入れ案」「歩行者デッキ案」が検討されてきたが、最終的にはJR岡山駅東口付近まで平面で乗り入れる案に絞られ、今年度末をめどに駅前広場全体の基本構想が作成される予定だ。

 路面電車にとどまらず、他の公共交通機関も使いやすくなれば、市の産業が活発となり土木・建築需要も増えると予想。市内に本店を置き、全国展開を図る大本組(1793)を早摘みしたい。同社は、災害時に役立つ建設機械の無線遠隔操作技術「SSデジタル無線遠隔操作システム」を保有している。 (山本信幸)

 

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