川崎汽船に投資ファンドが攻勢か 株大量買い増し続く

2016.09.14

 韓国最大手の韓進(ハンジン)海運が経営破綻するなど揺れる海運業界だが、日本では業界3位の川崎汽船が狙われている。旧村上ファンドの出身者が設立したとされる投資ファンドが株を買い増しており、今後攻勢に出る可能性もある。

 川崎汽船株を大量保有しているのはシンガポールの投資ファンド、「エフィッシモ キャピタル マネージメント」。関東財務局長に提出した9日付の大量保有報告書によると、保有する発行済み株式は2日に37・74%となり、直前の37・13%からさらに増えた。

 目的は「純投資」としているが、昨年9月に6%超の保有が明らかになって以降、買い増しが続いている。議決権ベースで3分の1超を持つと合併などの重要議案を否決できる拒否権を持つ。

 海運業界は中国の景気減速もあって不況のまっただ中にあり、川崎汽船など大手2社は2016年4〜6月期決算で最終赤字を計上。特に川崎汽船は17年3月期に2年連続で多額の最終赤字を見込んでいる。

 エフィッシモは6月の川崎汽船の株主総会で村上英三社長の取締役再任議案に反対したとみられ、賛成の割合は56・88%にとどまった。

 川崎汽船の幹部は株価上昇で利益が出ない限り「簡単には売れないだろう」と指摘し、エフィッシモが今後、大株主としてリストラなどの経営改善策を提案する可能性を示唆している。

 

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