プーチン氏の訪日控え、ロシア関連に一段高の目

2016.12.07

 英国の欧州連合(EU)脱退、トランプ氏の米大統領選勝利など、何かとサプライズの多かった2016年。さらに今年はもう1つ、サプライズが起きるかもしれない。「日露関係の劇的進展」である。

 12月15日、ロシアのプーチン大統領が訪日し、安倍晋三首相と北方領土問題などについて会談を行う。安倍首相といえば、一般的には親米色が濃いとみられているかもしれないが、実はプーチン大統領とも十数回に及ぶ会談を重ねるなど「親露」としても知られる。

 ロシアは、昨今の資源価格の下落で経済成長率はマイナスに落ち込むなど低迷。プーチン大統領としては今回の訪日で是が非でも経済面での成果を挙げたいはずだ。そう考えると、今回の会談では北方領土問題の進展とは別に、何らかの通商的なサプライズ合意がある可能性がある。今回はそのサプライズ合意を見越して10万円以下で買える「ロシア関連」銘柄を紹介したい。

 まずは、総合商社の丸紅(8002)。2013年にロシアの国営石油会社と液化天然ガスの売買に関する合意書を締結。また、日照時間の少ないロシアで注目されている植物工場でも、海外販売に踏み切るなど積極展開中だ。業績に占めるロシア向けの比率は高くはないが、ロシア関連として中長期で物色される公算がある。株価は636円(11月28日現在、以下同)。700円台を抜ければ一段高もありそうだ。

 東証2部上場のナラサキ産業(8085)は、北海道地盤の農機や建設資材、食品などの販売を手掛ける企業。北方領土返還はもちろん、ロシアとの国交が深まれば間違いなく恩恵を受けるだろう。株価は291円と低位で予想配当利回りは3%と高め。中長期的な業績拡大が見込めるという点では、ロシア向けに家庭用ミシンを輸出している蛇の目ミシン工業(6445)にも要注目だ。

 ロシア向け海運に強みを持つ東海運(9380)や、ロシアのガスプロム社に塗料を納入している川上塗料(4616)も10万円以下で買えるが、ロシア関連はプーチン訪日を材料としてすでに急騰した柄も。目先でそうした銘柄を買うなら、割り切った短期投資で。 (吉田礼音)

 

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