経営再建関連の三菱自動車 ジャパンディスプレイは黒字化展望

2016.12.14

 基本的に、株価は業績に連動するもの。赤字続きや経営危機に陥っている企業の株価は、安値に売り叩かれるのが株式市場の常識だ。いくら安い投資金額で買えるといっても、その企業が倒産してしまえば投資資金は限りなくゼロに近づいてしまう。株価が安いのには、それなりのワケが存在しているのである。

 とはいえ、経営再建中にある企業が、仮に再建に成功した場合には、株価は安値に売り込まれているだけに急騰することは紛れもない事実。

 たとえば、債務超過のため、今年8月1日に東証1部から東証2部へと転落したシャープ(6753)。東京証券取引所が同社の2部転落を発表したのが6月23日。この報道を受け、翌日からシャープの株価は急落。発表直前には130円台をつけていた同社の株価は、8月1には87円の安値まで売り込まれた。

 しかし、同12日には、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業からの出資が承認され、株価は急上昇。これにより債務超過が解消し、最近では「1部復帰のメドが立った」との報道が流れ、株価も一時200円を回復した。

 さて、今週の10万円株は、経営再建中の銘柄から2銘柄をピックアップした。もちろん、リスクはあるものの、再建への道筋がつけば、株価もそれなりに上昇するはずだ。

 まずは、日産グループで事業再生を図る三菱自動車工業(7211)。今期は赤字転落の予想だが、株価はすでに織り込み済みか。一方で、昨今の円安推移により、赤字幅は縮小の可能性もある。12月5日現在の株価は548円。最低売買単位は100株なので、5万4800円での投資が可能だ。1株につき、年間10円の配当も出している。

 一方、中小型液晶パネルで世界首位のジャパンディスプレイ(6740)は、産業革新機構の支援を受け、経営再建中。足元の業績は赤字が続いているが、今期は赤字幅縮小で来期には黒字化も見えている。株価は266円と3万円以下で投資が可能だ。 (三枝裕介)

 

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