投資は企業との『結婚』 両目を見開いて相手を品定め

2016.12.22

 ■今週の格言 投資をするときには、その企業と『結婚』しても良いかどうか考えなさい

 バフェットは、しばしば投資を結婚に例える。「結婚するまでは両目を見開いて相手をよく観察しなければならないが、結婚してからは片目をつぶって相手の小さな欠点は気にしないようにしなさい」という広く知られた警句もバフェットが好んで使うものだ。

 このような警句を聞くと、既婚男性・女性は、結婚するときに両目を見開いていたかと思わず自問自答するかもしれないが、実際結婚も「勢い」がないとなかなか実行できないものである。

 しかし、例えば旅先で知りあった相手と一夜をともにするときと、結婚をするときでは「目の開き方」が違うのは確かだ。

 一夜の相手とは、ホテルの玄関で「さようなら」と手を振れば、それで縁が切れる(シャロン・ストーンの『氷の微笑』のようなケースは別だが…)のに対して、珍しくなくなったとはいえ、結婚を解消する「離婚」には大きな痛みが伴う。だから、結婚相手を選ぶ前には、両目を見開いて相手の品定めをしなければならないのだが、企業に投資するときにも両目を見開いて、投資先の企業を徹底的に品定めをしなければならない。

 バフェットは、「投資家は一度企業に対する投資を行ったら、後は何もすることがない」と言うが、これは投資する前にほぼ完璧に企業の内容を調べ上げる彼だからこそ言える言葉でもある。決算書はもとより、会社案内、広報資料、関連書籍など、それこそありとあらゆる資料に目を通してから投資の決断をするのである。

 だから、逆に投資(結婚)してから細かなことで騒ぎ立てることもない(片目をつぶっている)。帰宅の時間が遅いとか、こまめに電話しないとか(つまり決算の数字が一時的に悪かったり、おもわぬ事件に巻き込まれたり)しても、全く動揺しない。結婚(投資)する前に、絶対の信頼をおける相手(投資先)だと判断しているからである。 (国際投資アナリスト・大原浩) =敬称略

 

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