【新・兜町INSIDE】公的年金が新運用枠?GPIF理事長に一家言あり

2017.01.11

 公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が6日、報道関係者を対象に懇談会を開く。懇談会では、高橋則広理事長が運用動向を説明するとあって、市場関係者の注目を集めそうだ。

 投資家の関心が最も強いのはESG(環境・社会・企業統治)投資。地球環境への配慮や社会貢献、株主本位の統治体制の観点で銘柄を選定する投資スタイルで、欧州を中心に急速に広まりつつある。

 高橋理事長は昨年、ESGを推進する国連責任投資原則協会の理事に就任したことから、気の早い兜町の住人たちは、「GPIFはESG投資用の運用枠設定に動く」との見方も出ている。

 一方、GPIFを管轄する厚生労働省内では、現行3カ月ごとの運用状況開示を、半年か1年ごとに改める意見がくすぶっている。右肩上がりの株高と円安・ドル高でもない限り、四半期ベースで運用成績がマイナスに陥ることは避けられないが、実際には含み損が出ると厳しく批判されるためだ。懇談会では高橋理事長から、愚痴の一つも出てくるかもしれない。

 【2017年1月4日発行紙面から】

 
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