ネット証券が伸び悩み、シェア頭打ちに 独自優位性薄れる

2017.02.03

 躍進を続けてきたインターネット証券業界だが、個人の株式取引のシェアは頭打ち気味だ。一方で、株式などの売買手数料は体力勝負の値下げ競争が続いており、ビジネスモデルの再構築を迫られそうだ。

 カブドットコム証券が24日の決算発表の席で配布した資料によると、同社やSBI証券などネット証券大手5社のシェアは昨年10〜12月に74・4%。7〜9月のシェア(77・6%)を維持できなかった。

 対面営業の証券会社からの乗り換えが一段落したことに加え、各社とも新規口座の増加ペースが鈍っているためとみられる。「新規の顧客を取り込めなくなっている」(カブドットコム証券)との声が上がる背景には、就労世代の賃金の伸び悩みがあるとみられ、問題解決は容易ではない。

 対面営業証券がネット取引の拡大を狙っているほか、ネット証券も営業店を開設するなど、ネット証券独自の優位性は薄れつつある。

 このため、ネット証券は株式や投信、FX(為替証拠金取引)以外の収益源開拓が急がれる。

 【2017年1月27日発行紙面から】

 

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