東芝の債務超過で他銘柄に売り? 銀行が持ち合い株処分か

2017.02.13

 巨額損失に揺れる東芝が14日午後、2016年4〜12月期の決算発表に臨むが、損失額次第で債務超過に転落する可能性がある。このため、株式市場関係者の間では「東芝の債務者区分を引き下げた銀行がリスク総量の軽減を目的に持ち合い株式の売却を急ぎ、東芝と無縁の銘柄が突然値下がりする恐れがある」と警戒されている。

 東芝は決算発表翌日の15日にも、取引先金融機関を対象に説明会の場を設け、融資継続を再度依頼するとみられる。ただ、融資継続を取り付けて当面の運転資金の確保に成功しても、半導体事業の分社化などによる資金調達が遅れれば、計算上は3月期末を債務超過で迎えることも否定できない。

 これまで健全な超優良企業とされてきた東芝だが、債務超過が確定すれば融資元の金融機関は貸倒引当金の計上などの対応が必要になり、財務体質は悪化してしまう。日経平均が1万9000円前後とそこそこの高水準を保っていることもあり、東芝向け融資を続ける金融機関がいずれ手放す予定だった持ち合い株式を前倒しで売る可能性がある。

 【2017年2月6日発行紙面から】

 

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