GPIFに期待の声も 株買い1兆2000億円必要

2017.03.22

 公的年金を扱う年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が公表した昨年末時点の日本株組み入れ比率は目標値である25%に接近した。株式市場では、GPIFに期待する声は強いが、買い余地は限られそうだ。

 GPIFは2014年10月末に資産構成を見直し、国債など安定資産を減らす一方、国内外の株式を増やす積極運用に転じた。昨年は11月以降のトランプ相場による株高で、年末の国内株比率は23・76%に上昇。目標値の25%ちょうどまで株式を増やすには、単純計算であと1兆2000億円の買いが必要になる。

 株式市場でGPIFは、日銀と並ぶ有力な買い手とされている。GPIFは株式の組み入れ比率に目標値から上下9%の許容幅を設けており、理屈の上では34%まで日本株比率の引き上げが可能だ。

 ただ、全資産の3分の1を占める国内債券には米国の金利上昇が波及し、長期国債を中心に価格下落(金利上昇)圧力が強い。このため、国債の値下がりによる株式比率の上昇に備えて、株式の買い増しが見送られる可能性もある。

 【2017年3月15日発行紙面から】

 

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