信用売りが増加…ネット証券がキャンペーン 売り手が増えすぎ貸し株料の上昇招く恐れ

2017.04.05

 信用取引の売り残高が約1兆円と、昨年同時期を約2割上回っている。信用取引の売りといえば、株価下落に賭けて利益を狙う投機的なイメージが強い。しかし実際には、配当や株主優待を狙う投資家に信用売りを「保険」として使うようネット証券各社が働きかけていることが背景にある。

 配当や株主優待を目当てに株を買っても、配当などの権利確定翌日に急落すれば損失を被りかねない。そこで、配当金の受け取りを目的に買った銘柄を信用売りして「売り買い両建て」にしておけば、株価が下がっても信用売りポジションが含み益を生み、株価変動による損益をゼロにできる。古くから「つなぎ売り」「優待クロス」などと呼ばれる取引手法だ。

 松井証券は「株主優待つなぎ売りキャンペーン」と銘打ち、信用売りを約定させた顧客300人に抽選で2000円分の商品券をプレゼント。楽天証券も2000円分の楽天ポイントが抽選で当たるキャンペーンを実施し、人気を得ている。もっとも、売り手が増えすぎると、信用取引の貸し株料の上昇を招く恐れもありそうだ。

 【2017年3月29日発行紙面から】

 

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