日銀短観…公表前の為替動向はファンドの仕掛けか

2017.04.07

 日銀短観が週明け4月3日、公表される。開示時刻の午前8時50分より前に為替が動き始めるケースは多いが、情報漏れの可能性は限りなくゼロに近い。投機筋による仕掛け的な売買の可能性が高いが、レートが動けば株式市場も振り回されることになりそうだ。

 短観は企業経営者に業況の良しあしなどを訪ねる単純なアンケートだが、調査対象企業が1万社と多いため、最も信頼感が高い経済統計の1つだ。日銀は情報管理に神経をとがらせており、公表当日はプレスルームに記者を缶詰にして報道解禁時刻前のフライング報道を防ぐ。携帯電話やスマホはかつて電源オフが義務だったが、今では持ち込み禁止の徹底ぶりだ。

 しかし、実際には短観公表前に為替がじわじわと動意を見せることが少なくない。背後には、海外投資ファンドの存在があるといわれる。米系証券関係者の見立てでは、「『ロイター短観』『クイック短観』など民間情報会社による同様の調査で日銀短観の内容を予測して大量の売買注文を入れ、他の市場参加者の動揺を誘う作戦」のようだ。

 【2017年3月31日発行紙面から】

 

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