フルヤ金属、低温活性触媒の量産技術確立でさらに用途拡大

2017.04.09

 東京株式市場は4月に入り、一段と調整色を強めている。主たる要因は、円高と、地政学的なリスクの高まりだ。

 円高の背景は、オバマケア代替法案の取り下げで、トランプ米大統領の政策実行能力に疑問符が付いたことに加え、FRBによる利上げ加速期待の低下で、米長期金利が低下していることだ。

 一方、地政学的なリスクは、北朝鮮問題の深刻化だ。トランプ大統領は北朝鮮への強硬姿勢を強めており、「もし中国が北朝鮮問題を解決しなければ、われわれがする」と単独行動も辞さない考えを表明している。

 このような外部環境の悪化を受け、株式市場から資金が逃げ出している。正直、今の市場に積極的に参加する必要は見当たらない。「休むも相場」だ。それでも売り買いするのなら、材料性のある小型株を狙うしかない。

 まず、フルヤ金属(7826)は、3日、有害物質を0℃からの低温で分解除去できる画期的な触媒の量産技術を確立したと発表した。これが注目ポイント。人体に有害なアレルギーや悪臭の原因となる揮発性有機化合物、植物の腐敗を早めるエチレンの除去用として需要が高まっている低温活性触媒の量産技術を確立し、今年4月から量産体制を構築するという。現状のターゲット市場である空気清浄、青果物・花木の鮮度保持に加え、抗菌、排ガス浄化、化学品合成、センサー電極触媒など、さらなる用途拡大を目指していくそうだ。

 次に、シャノン(3976)は、4日、総合型マーケティング支援SaaS市場で7年連続シェア1位のマーケティングオートメーション「SHANONMARKETING PLATFORM(SMP)」が、経済産業省が推進する「サービス等生産向上IT導入支援事業」の対象サービスに認定されたことを発表した。これが注目ポイント。なお、2017年10月期連結業績は、サービス導入企業が増え企業から受け取る利用料が増え、売上高は17・89億円(前期比16・6%増)、営業利益は1・01億円(同119・7%増)の見通し。

 そして、ケアサービス(2425)は、上海でのエンゼルケア事業の拡大が注目ポイント。エンゼルケアサービスとは、「湯灌」に独自の考え方とサービスを付加し、家族との最期のお別れによりふさわしいものへと工夫したもの。中国子会社の上海ケアサービスで、昨年11月より上海松江区殯儀舘にて、エンゼルケア事業を開始した。そして、今年4月下旬より上海市閔行区葬儀場にて同事業を開始する。これは、上海に15ある国営葬儀場のうち、エンゼルケアサービス2カ所目への導入だ。 (株式会社カブ知恵 代表取締役・藤井英敏)

 

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