「逆走事故ゼロ」へ国策銘柄再び脚光 日本信号、カーメイトなど

2017.04.19

 高速道路の逆走事故が多発しているという。東日本、中日本、西日本高速道路株式会社では、民間企業などから逆走対策技術の公募を行い、3月23日にその結果をリリースにまとめて発表した。

 これに反応したのが、新しい材料不足に悩まされていた株式市場だ。国土交通省が「2020年までに高速道路の逆走事故をゼロにする」という目標を掲げているだけに、国策銘柄として幅広い投資家層の買いを集めた。

 発表されたリリースには選定技術一覧として非上場を含めた28社の企業が名を連ねているが、その中には10万円以下で株式に投資できる企業も存在している。

 たとえば、東証1部に上場する日本信号(6741)。同社が提案した技術は、高解析度カメラで撮影した画像を処理、解析して逆走車両を探知するというものだ。10日時点の株価は998円。売買単位は100株だから、今ならギリギリ10万円以下で投資することができる。チャート的にも出遅れ感がある今が投資のチャンスか。

 一方、6万円以下で投資できるのがジャスダックのカーメイト(7297)。同社は自動車用品の製造および卸売りの業界大手企業だ。同社が提案した技術は、電波(ブルートゥース)ビーコンを設置し方位信号を送信、スマホを通じて警告を発するというものだ。10日時点の株価は590円(100株単位)。3月31日には615円の年初来高値をつけた。

 最後は、ジャスダックのFCホールディングス(6542)。グループ会社の福山コンサルタントがアスカネット(2438)と共同で空中浮遊映像装置による逆走警告を提案している。同社の名前はリリースには見当たらないが、株価はわずか4日間で607円から1075円まで駆け上がった。その後は、利益確定売りなどにも押され、4月10日は758円で取引を終えた。

 「FCホールディングスを逆走対策の本命とみている株式関係者は多いようです。株価的には押し目となっている今が狙い目。国策関連銘柄のため、近い将来、再び脚光を浴びるのは間違いなさそうです」と兜町の事情通は言う。 (三枝裕介)

 
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