森金融庁長官に続投観測 地銀に迫る「収益向上か統合か」

2017.04.28

 森信親(のぶちか)金融庁長官は7月で就任して2年が経過する。霞が関の慣例に従えば勇退となるが、森長官には続投観測が強い。森体制3年目は、地方銀行に対して徹底した収益確保やリスク管理を突き付けられる公算が大きく、できなければ再編が待っている。

 森氏は麻生太郎金融相ら首相官邸サイドの信任が厚く、政界での安倍晋三政権さながらに、金融行政の分野では1強状態。地銀再編を加速しているほか、顧客不在の投信・保険販売にメスを入れるなど歴代長官が手を付けられなかった課題にも挑んでいる。

 森氏の描く理想像は、融資先企業を伸ばせる銀行といわれる。一方、大方の地方銀行は地元経済の疲弊やマイナス金利による利幅縮小に苦しんでいる。

 しかし、森氏はこうした逆風を業績停滞の言い訳にすることを許さないだろう。金融関係者の間では、森体制が3年目に入れば、地銀には資金運用体制の強化など収益アップに向けた具体策の取りまとめが要求されるとの噂がある。目標未達成なら経営統合が待っている。

 【2017年4月21日発行紙面から】

 

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