外債投資で含み損…地銀再編加速へ 米、年内に2回の金利引き上げを実施との見方

2017.05.15

 経営再編が着々と進行する地方銀行業界。今後開示される3月期決算の内容次第では、合併や経営統合が一気に進みそうだ。

 地銀の決算発表集中日は5月12日。七十七銀行(宮城県)、京都銀行(京都府)など大手地銀を中心に53社が決算発表に臨む。

 注目点は米国債など外国債券の含み損。日銀のマイナス金利政策導入で日本国債の金利が消失し、多くの地銀が外債投資に走った。しかし、その後の円高や債券安で外債価格は下落した。

 外債は決算短信では、「その他有価証券」として計上される。昨年末時点で、1年分の予想経常利益を超える含み損を抱えた地銀もある。

 金融市場では、米国は年内にあと2回の金利引き上げを実施するとの見方が主流。2回も利上げされれば、現在の利回りの外債は魅力が薄れて値下がりし、地銀の含み損はさらに膨らむことになる。

 巨額の含み損は銀行の経営基盤を揺るがし、最終的には預金者がリスクを被ることになる。金融庁にとっては、再編を渋る地銀の背中を押す材料にもなる。

 【2017年5月8日発行紙面から】

 

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