AKB初のプロレス興行は珠理奈が勝利!“聖地”で大技披露「いろんな選手の挑戦を受けたい」

「豆腐プロレス The REAL 2017 WIP CLIMAX」/(C)AKS

 AKB48グループメンバーがプロレスに挑んだ連続ドラマ「豆腐プロレス」(テレビ朝日系)の興行イベント「豆腐プロレス The REAL 2017 WIP CLIMAX」が29日、東京・後楽園ホールで開催された。厳しい稽古を積んだ31人のメンバーが女子プロレスラーさながらの本格的な7試合に挑戦。トップロープから飛び、ムーンサルトプレスなど大技も繰り出し、時に涙も流しながらの白熱した試合を披露した。詰めかけたファンは紙テープを投げ、推しメンの名前を呼びながら熱い声援を送った。

■“たつまき旋風脚”に翻ろうされた岩立が辛勝

 第1試合は、さっほー岩立(AKB48岩立沙穂、22)とトルネードたつまき(AKB48達家真姫宝、15)がぶつかった。試合前から「おばさんなんかに負けません」と挑発していたたつまきが得意技の“たつまき旋風脚”で、岩立を翻弄。だが、岩立が逆片エビ固めでタップを奪い、勝利をもぎ取った。岩立は「おい!たつまき、あんた、やるね!お楽しみはこれからだよ!」と敗者をたたえるマイクアピールを行った。

■中井が“因縁”の宮崎に反則の“自作自演”で勝利

 第2試合では、パッパラー木崎(AKB48木崎ゆりあ、21)、MAX中井(NGT48中井りか、20)、キューティーレナッチ(AKB48加藤玲奈、20)組と、マッドドッグ宮崎(AKB48宮崎美穂、24)、オッタマゲ・マ(AKB48馬嘉伶、20)、カツオ廣瀬(AKB48廣瀬なつき、20)組による6人タッグマッチが行われた。

 宮崎にイジメられ、白金ジムから錦糸町道場に移籍したという“因縁”のある中井。宮崎がパイプイスを持ち込み、レフェリーに制止されるが、その間に、中井はパイプイスに自分から頭を突っ込んで、反則を受けたことを必死にアピールした。

 しかしこれが認められてしまい、中井組がまさかの勝利。中井は「イジメはカッコ悪い!中井かわいい!」とキラースマイルを浮かべた。

■須田、湯本の超絶アクロバット対決!敗れた高柳は8度目の引退宣言

 第3試合はオクトパス須田(SKE48須田亜香里、25)、グイグイ中西(AKB48中西智代梨、22)、ミラクルしづか(AKB48大家志津香、25)組とバトンかとみな(NGT48加藤美南、18)、コマネチ湯本(AKB48湯本亜美、19)、バード高柳(SKE48高柳明音、25)組が激突した。

 過去に“7回”引退し、今回が復帰戦となった高柳。須田はアームロックを軟体芸でかわし、湯本はバク転など華麗なアクロバットでムーンサルトプレスを披露した。中西がかとみなに大技のローリング・クレイドルを仕掛けるなど、白熱した試合展開の中、最後はしづかがMKOで高柳から勝利を奪った。敗れた高柳は「悔いはありません!バード高柳はWIPを卒業します!」と“8度目”の引退を宣言した。

■「1分時間差バトルロイヤル」で向井地が勝利の絶叫

 第4試合は1分ごとにメンバーが次々参加する「1分時間差バトルロイヤル」が行われ、ボイス山田(NGT48山田野絵、17)、左上せいちゃん(AKB48福岡聖菜、17)、プロフェッサー田北(AKB48田北香世子、20)、ブラックベリー向井地(AKB48向井地美音、19)、サックス古畑(SKE48古畑奈和、20)、ジャンボ佐藤(AKB48佐藤朱、20)、イケメン百花(NMB48木下百花、20)の順で7人がリングに登場した。

 身長170.5センチのまさに“ジャンボ”佐藤が1人で山田、せいちゃん、田北、古畑と4人を倒す奮闘ぶりを見せたが、最後は向井地が勝利をもぎ取った。「ストロベリー向井地」からヒールターンしている向井地は「最近、『ストロベリー向井地に戻ってください』みたいな手紙がくるけど、そんなもんするかよ、バーカ!」と絶叫して悪態をついた。

■次世代ヒロインのクリーンファイト!込山「次世代じゃくて今なんだよ」

 第5試合は、錦糸町道場のシャーク込山(AKB48込山榛香、18)、モーモー川本(AKB48川本紗矢、18)組と、白金ジムのヤバクネ谷口(AKB48谷口めぐ、18)、ディーヴァおだえり(AKB48小田えりな、20)組の次世代ニューヒロイン対決となった。

 勝利すれば今回のメーンイベントの勝利ペアへの挑戦権が与えられるということで試合は白熱した展開になった。

 川本がロメロスペシャルを決めるなど、大技で見せる中、込山はおだえりからしつこくヒジを攻めたてられ苦戦を強いられたが、最後は、逆レインメーカー式スリングブレイドを決め、白星をもぎ取った。込山は「私たちは次世代、次世代といわれるけど、次世代じゃくて今なんだよ、今!私たちが新しい時代を作ります」と自慢のあごを尖らせながら、現実ともリンクする魂の叫びを披露した。

■島田&松村が巨体の外国人レスラーに対抗!島田の渡米宣言に松村は号泣

 第6試合のセミファイナルでは、極悪コンビ「工事現場同盟」のユンボ島田(AKB48島田晴香、24)とクイウチ松村(SKE48松村香織、27)がWWZのデビー・コング&シェリー・ヤマナカの最強外国人レスラーコンビと対決した。

 島田と松村は圧倒的な体格差がある巨体の2人に翻ろうされ、ボディースラムをくらうなど追い込まれるが、ユンボ島田がコングに対し、トップロープから場外にダイビングボディーアタックを仕掛けるなど命知らずの攻撃を炸裂(さくれつ)させ、形勢を逆転させた。

 最後はクイウチ松村がクイウチドライバーでコングをマットに沈めた。ヤマナカが通訳を介して「アメリカには、もっとすごい選手がいっぱいいる!」と挑発すると、島田は「じゃあ、アメリカに行ってやるよ!」と渡米を宣言。その姿に松村はメークが取れるほど涙を見せながら、会場を後にした。

■JURINA、白間ペアの完勝も、須田が急襲してベルトを強奪

 第7試合のメーンイベント「WIPタッグ選手権 王座決定戦」では、錦糸町道場のチェリー宮脇(HKT48宮脇咲良、19)、ロングスピーチ横山(AKB48横山由依、24)組と白金ジムの「パワーストーンズ」、ハリウッドJURINA(SKE48松井珠理奈、20)、道頓堀白間(NMB48白間美瑠、19)組が対戦した。試合前、4人で「ギブアップはしない」をパフォーマンス。会場が盛り上がる中、ついに運命のゴングが鳴った。

 白間がセクシーポーズで会場を魅了し、ヒップアタックで宮脇と横山を追撃。JURINAはトップロープから得意技のフライングJURINAをお見舞いしたが、リングに倒れていた横山が機転を利かせ、膝を突き立てて応戦した。JURINAはこれをまともに受け苦戦したが、最後はハリウッド式デスティーノを決め、横山から勝利を奪った。

 特別ゲストとして出演した新日本プロレスの永田裕志(49)からWIPタッグ王者のベルトを受け取ったJURINAは「もちろんうれしい気持ちはありますけど…。さっきから1人ずっと見ているやつがいる。シャーク込山!」と第5試合の勝者の込山を指名。「強くなって上がってこい。ハリウッドJURINAはいつ何時、誰の挑戦でも受けてやる!」と叫び、“女王”としての貫禄を見せつけた。ドラマに続いて敗れた宮脇は「悔しいです…。でも、いつか絶対勝ってやります!」とリベンジを誓った。

 最後に全員で「シュートサイン」を華やかにパフォーマンスしたが、その様子を威圧的に見ていた須田、大家、中西の「ダースーベーダース」がリングに乱入。須田はJURINAにシャイニング・ウィザードをくらわせ、「何、試合の後にピンピン踊ってるんだよ!」と言い放ち、ベルトを強奪した。イベントは、白間がなぜか自ら中西にベルトを手渡してしまうという衝撃の展開で幕を閉じた。

 試合終了後、宮脇、横山、白間、JURINAが囲み取材に応じた。役柄そのままに受け答えしながら、途中からは演じた本人としてコメントを披露した。

<今回の試合の感想を>

宮脇「まだ一度もハリウッドJURINAに勝てていないので、今回こそベルトを持って帰るつもりだったんですが、実力不足でした。次こそは絶対にベルトを取りたいです」

横山「すごい戦いでした。すごく気持ちが入って、負けたときに悔しさは今までに味わったことがない悔しさでした。でも、相手が強すぎたというか…」

JURINA「はじめから負けるとは思っていなくて、パワーストーンズのタッグとしてのベルトがほしいと思って、その結果を残すことができて、2冠王になることができたんですが、ベルトを持って笑顔でお話できないのがすごく残念。なんだかおなかが寂しいなって。ベルトはなぜだかオクトパス須田に奪われましたけど、パワーストーンズの相方、白間、あれはどういうことだったのかといまだに納得ができません」

白間「今は何も言えないです。(JURINAとは)目も合わせていません」

JURINA「本当ならパワーストーンズはここから世界のトップを目指すべきだと思います。でも白間の話を聞くと、どうなるのか誰にも分かりません。でも、ひとつ言えることは、これからもパワーストーンズ、WIPの応援を皆さん、お願いします」

<ドラマには出演していない新たなメンバーも参加した試合でした>

宮脇「錦糸町道場に新たに入ったシャーク込山、モーモー川本もかなり頑張ってくれているので、絶対にベルトは錦糸町道場に持って帰りたいです」

JURINA「トップを走り続けるのはうれしいけど、先がない。でも、そんな中、挑戦してくれる子が出てきて、まだライバルとはいえませんが、ライバルができると思うとすごく楽しみです。ユンボ島田が海外に行ってしまうので、その分も盛り上げてくれる人が増えたらWIPは続いていくと思います」

横山「ほかの6試合も、本気でやっている姿に胸打たれました。この子たちとならもっともっとやれるなって。本気で頑張っていたので、全国のみなさんに『見てください』と胸を張って言える興行でした」

白間「ガチでやればやるほど気持ちよかった。もっとやりたいって悔しい気持ちもありました」

<ここからは本人として答えてもらって結構です>

一同「よっしゃー!(全員笑顔で)」

<ファンの前で実際に試合をした感想を>

宮脇「チェリー宮脇、そして、宮脇咲良としてもリングに立ちました。役の境目がなくなって、本気になっている瞬間があって、相手がベルトを受け取った瞬間は本当に悔しいし、あそこまでガチ泣きしたのは初めてかもしれない。現実の世界でも負けることが多いので、勝った達成感を味わいたいって思います」

横山「AKB48コンサートやイベントとは違う緊張感がありました。負けるのは本当に悔しくて、勝つまでやりたいです」

白間「プロレスはこんなにも興奮するんだと思いました。メンバーが試合しているときの目力や気迫はこちらにもジワジワと伝わって興奮しました。道頓堀白間はセクシーなキャラクターなので自分で興奮しました」

松井「なんでやねん!」

白間「もっともっとという貪欲さが芽生えました」

松井「後楽園ホールでやると聞いたときは、プロレスの聖地だし、本当に生半可な気持ちではできないと思って、プロレスファンが見たときに“アイドルがプロレス?”と思われないようにしなくてはならない、というプレッシャーを一番感じていました。でも1試合目から本気で試合をしていて、あらためてメンバーから気合をもらいました。私は“10年に1人の逸材”なので、あれだけやってもまったく疲れてません!」

<ファンの前でやってみて感じたプロレスの魅力は?>

松井「やればやるほどプロレス熱が高まって、試合を見るのもするのも好きになって、ハリウッドJURINAとしては、違う選手と戦ったらまた違うハリウッドJURINAが見せられる自信があるので、いろんな選手の挑戦を受けたいです」

白間「ほかのメンバーがガチでやると、こんな表情するんだ、こんな色気があるんだと気づいてよかった」

宮脇「今年一の神イベントになったという実感があります。31人みんなでつかんだ感動でした。これからもみんなで感動を届けていきたいです。今日は見ていて、ヒールがカッコイイなと思いました!」

横山「見てくださる方の応援が力になる。普段もAKB48としてファンの方がいてくれて成立していると実感しました。これからも応援してもらえるように頑張っていきたいです」(zakzak編集部)

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