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オスを失って“進化”するメスの生態 (1/2ページ)

★其ノ百六拾六

 わが家の猫はメスで3キロほどの重さです。

 3キロというと一見、軽そうに感じられるかもしれませんが、それでも夜中に胸の上に乗ってこられたり、長い時間ひざの上で抱っこしていたりすると、「うぅ重い…、苦しい…」と感じずにはいられません。

 ですから知人の家にいる6~7キロはあるオス猫(しかも甘えん坊で抱っこが大好き)が持つ「愛の重さ」は相当なものと予想できます。どっしりとした猫も頼もしくて魅力的ではありますが。

 人間を含む哺乳類は大抵「メスよりもオスが大きい体を持っている」という説があてはまるようで、猫の平均体重もオスとメスとでは2キロほども違うそうです。

 しかしカエルやカマキリ、アンコウなど明らかにメスがオスよりも大きい生き物も存在します。クモやカマキリは交尾をした後、オスはメスにばりばりと食べられてしまうとのこと。特にカマキリは交尾中にすでにオスを補食しはじめ、交尾が終わる頃にはオスの羽しか残っていない…という「コトが終わってコト切れた」状態に。

 以前、自身が司会をつとめるラジオ番組でも、男性アナウンサーと「ビワアンコウのオスの一生」について語り合ったことがあります。オスがメスの8分の1ほどの大きさしかないビワアンコウ。交配期になるとオスはメスの生殖器付近にがぶりと噛みつき、融合されてメスの一部になります。メスの体表にオスの体の名残と内部に精巣だけが残り、寄生した状態で一部が生きる…そんな進化を遂げるのです。

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