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顔に出にくい「不意な驚き」も実は“びちょびちょ”なのです (1/2ページ)

★其ノ百七拾壱

 「あまり動揺したり、『きゃあ』ってなったりしないですよね」と言われます。

 しかし、本当のところは「驚き」が顔に出にくいだけで、実は動揺して背中にじっとり汗をかくとか、悲鳴も上がらないほど驚いているという現象は人並み…、いや、人並み以上にわが身に起きていると思います。

 イベントや収録の仕事中、予期せぬ質問やアドリブへの対応業務ができると、心の中の私が「わぁぁぁ」と動揺し、背中や首もとの発汗装置につながります。

 色の濃い衣装を着ていたくて、背中から脇腹にかけて水浴びをしたような汗じみをこしらえてしまったこともあります。「暑かった」とごまかしたこともありますが、それだけ表情に出ない動揺を感じているので、今後も「どうか無理なアドリブはちょっと」と言いたいところです。無理でしょうが。

 大人になって、予測に対応したり、理解を深めたりすることが容易にできるようになったせいか、「不意に驚く」という事態は年々減っている気がします。

 しかも、ビックリしても、「後ろ向きな驚きでがっかりする」という「ガッカリびっくり」ばかり。事実を知ってホッとする「ホッとびっくり」や、逆にラッキーなムードの驚きに包まれる「ラッキーびっくり」はそうそう体験できるものではありません。

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