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月丘夢路さん「絶世の美女伝説」 宝塚歌劇団では、つねに嫉妬の対象に

 今月3日、肺炎のため95歳で死去した女優、月丘夢路(つきおか・ゆめじ)さん。宝塚歌劇団出身のスターの先駆けとして1940~50年代に活躍したが、なかでもその美貌が何かと注目される存在だった。

 広島県出身の月丘さんは39年、宝塚少女歌劇団の生徒として、『宝塚花物語』で初舞台を踏み、娘役のスターに。42年には五所平之助監督の大映映画「新雪」に出演したことで、映画界でも人気を集める。

 その後は、日活でも看板スターとして、その黄金期を支えることになるが、月丘さんといえば、その類い希なる美貌が注目の的となった。その美貌は宝塚歌劇団の中でも、つねに嫉妬の対象になったといわれる。

 特に大きな瞳が特徴的で、全盛期には美容整形で「月丘夢路の目で」と希望する女性が多かったといわれるほど。「映画の世界で、清純派とは違う、大人の色気や艶っぽさで人気を集めた女優。かつてオーナーだった東京・有楽町の『LUNA』という喫茶店も人気があった」と演劇コラムニストの石井啓夫氏。

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