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いつか実現させたい“キッザニアスナック” 水商売の職業体験で人間関係を学べ (1/2ページ)

 現在、私への取材依頼の8割方がスナックについての取材依頼です。全日本スナック連盟の会長、そして東京・赤坂の「スナック玉ちゃん」経営者として、スナック人口の底辺拡大になればという願いを込めて取材を受けるよう心がけています。

 必要なのは次世代へのバトンタッチです。スナック業界が逼迫(ひっぱく)しているのは、それがなされていない現状があるからです。私の啓発活動はスナックの存在を知らない、興味がない、そんな次世代の荒涼とした土地をスナックの魅力というクワで耕す作業だと思っています。

 このような考えは、どの業界も同じで、子供たちがあこがれの仕事にチャレンジして、楽しみながら社会の仕組みを学べる、東京・豊洲の「キッザニア」もその一つです。実際に通貨があり、仕事をして給料をもらい、買い物をしたりする。職業体験を通して社会の仕組みを知ってもらうという理念を持った施設です。

 そこで提案です。子供たちがキッザニアで仕事をした後に、同施設内にある“キッザニアスナック”に行く行程を組み込むというのはどうでしょう。スナックを「大人の学校」だけに留めず「子供にとっても学校」にするのです。カウンターやボックス席やテーブルも子供用のサイズに合わせたスナックを作り、ママ、マスター、アルバイトレディー、ボーイ、お客さんを子供たちが体験します。

 まずはママが「おかえりなさい」でお客さんをお出迎え。お客さまのありがたさと商売を学びます。そのママがオシボリを渡すと、受け取った小学生のお客さまはオシボリで顔を拭く。そして人が歌っているときに拍手する、マイクを独り占めにしない、他のお客さまが来店したときには席を詰める、ママと会話を楽しむなどなど、スナックでの所作を学びます。

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