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【高須基仁 人たらしの極意】「絶夜 LiLiCo写真集」出版!「前夜」の反省は何だった (1/2ページ)

 三社祭が盛況だった先週末、東京・浅草観音温泉の前でふと立ち止まった。昭和32(1957)年にできたレトロな黒湯はタイル貼りで湯船は半円形。熱めとぬるめに分かれ浅草名物だったが昨年閉めてしまった。

 このロケ地で私は2つのヘアヌード写真集をプロデュースした。ひとつは渋谷の道頓堀劇場で“オナニー・クイーン”と呼ばれた清水ひとみの「東京ストリップ」(1998年、沢渡朔撮影)。もうひとつが、当時は無名に近いハーフタレントだったLiLiCo(リリコ)の、「前夜 LILIKO」(95年、加納典明撮影)だった。

 当時、加納典明は「月刊THE TENMEI」の過激なヌード表現をめぐり裁判中で、出版界から遠ざけられていたが、私は思いきって起用した。

 LiLiCoは、下積みが長く、歌手修業をしながらホームレス生活など辛苦を刻んでいた。

 「ゆっくりとお風呂に入りたい」という彼女の願いを聞き入れ、古色蒼然とした観音温泉をロケ地に選んだ。そこで何の躊躇(ちゅうちょ)もなく観音様ならぬヘアをご開帳。父親はスウェーデン貴族の血を引くというだけあって、威風堂々の豊満な肉体に、私は礼賛の意味で「まるで女バイキングのようだ」と感嘆したものだった。

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