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AKB総選挙を10倍楽しむ!ファンが評価するのは「見た目ではなく“生き様”」 (2/6ページ)

 「総選挙はファンからの通信簿」とも評されるように、メンバーはこの結果を受けて現在、自分が置かれている状況を再認識する。そしてさらなる成長を促すのだ。経済でも健全な競争があるからこそ市場が活性化するように、メンバーが正々堂々と競い合い、ファンからの直接的な審判を受けることで、グループ自体も活性化。48グループの趨勢を占う場としても機能している。

■総選挙をプレイバック!感謝、決意、直訴、愛…総選挙から生まれた名言たち

 08年に発売された「大声ダイヤモンド」がオリコンチャートの週間3位を記録するなど、固定ファンはつかんだが、一般層への浸透はまだまだだった09年。このタイミングで実施されたのが最初の総選挙だ。初期メンバーの浦野一美(31)が初選抜されたほか、現在声優として活躍している佐藤亜美菜(26)が8位に入賞するというドラマもあった。

 特に佐藤の順位はファンにとって衝撃的で、その後も語り継がれるほどの“事件”となった。佐藤は加入前からAKB48劇場に通っていたメンバー屈指の“AKB48愛”の持ち主で、それまでは選抜未経験だった。自分のチーム以外にも公演のアンダー(代役)として数々出演し、AKB48原点である劇場を大切にしてきた“縁の下の力持ち”的な存在だった。そんな彼女の努力をファンが認めて実現したミラクルだった。実際、秋元氏も最初の総選挙について「亜美菜のようなことがあるから面白い」と語っている。

 翌年の第2回総選挙では1位、2位のトップが逆転した。当時“絶対的エース”として位置づけられていた前田敦子(25)が2位となり、「私は1位という器ではないと思います」とステージ上で吐露。エースとしての積年の葛藤を告白した。一方の大島優子(28)は「背中を押してくださいとは言いません…ついてきてください!」という名台詞を残し、“王者の貫禄”を見せつけた。

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