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AKB総選挙を10倍楽しむ!ファンが評価するのは「見た目ではなく“生き様”」 (3/6ページ)

 第2回の結果を受けてリリースされたシングル「ヘビーローテーション」が大ヒットし、より注目が集まった11年の第3回総選挙。ここで1つの事件が発生した。SKE48の高柳明音(25)が日本武道館の舞台上で秋元氏に「私たちに公演をやらせてください!!」と叫び、ファンの前で自分たちの思いを伝えるという手段に打って出たのだ。当時、高柳が所属していたチームKIIはオリジナル公演の開始が当初の予定より約1年半も遅れていた。メンバーの焦燥を代弁した高柳の思いが届き、その年の10月、新公演がスタートした。

 もちろん順位の方でも大きな見どころがあった。前回の逆転劇から1年、この年、1つ順位を落とし2位となった大島は「『1人何枚も買って本当に総選挙と言えるのか?』…ですが、私たちにとって票数は皆さんの“愛”です」と告白。世間のさまざまな批判に持論を訴え、ファンの投票を“愛”だと肯定した。そして再び1位に返り咲いた前田は涙ながらに「私のことは嫌いでもAKB48は嫌いにならないでください!」と絶叫。エースの重圧をにじませた。

 12年の第4回では卒業を決めていた前田が不参加となり、大島が1位を再び戴冠した。2位には渡辺麻友が前年の5位から浮上。「若い世代が新しい道を切り開いていかないといけない」と“世代交代”の必要性が急務であることを叫んだ。そんな中、5位の篠田麻里子(31)は後輩たちに檄。「潰すつもりで来てください」と活を入れる姿も世間を騒がせた。

 翌13年の総選挙では、指原が初めて1位に輝いた。AKB48からHKT48に移籍した指原は「AKB48を壊しません!」とファンに約束。3人目の“女王”誕生にファンとメディアが沸いた。一方、姉妹グループの躍進も目立った。SKE48の松井珠理奈(20)、松井玲奈(25)に加え、NMB48からは山本彩(23)と渡辺美優紀(23)が選抜入り。新しい時代の到来を予感させた年だった。

 またトピックスとしては、前回のスピーチで後輩たちに気合を入れた篠田が5位にランクインし、スピーチの場で卒業を宣言した。予想外の発言に会場は一瞬騒然となったが、こんなことが起こるのもまたこのイベントの醍醐味。メンバーはこのイベントを1つの節目ととらえているのだ。

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