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「フツーのオバさん」になり損なった?都はるみ、完全撤回で歌手復帰 (1/2ページ)

 「普通の女の子に戻りたい」と言ったキャンディーズへの対抗か、演歌歌手の都はるみ(69)は「フツーのオバさんをやります」と20年のキャリアを投げうち「歌手活動」を終えた。1984年3月5日だった。

 東京・赤坂の日本コロムビア本社で会見が行われたが「山口百恵の引退会見以来の騒ぎ。スターの座をあっさり放棄するなんて常識では考えられない」(芸能記者)。

 会見場には300人を超える報道陣が殺到。はるみは大きく溜息をつくと開口一番「いつもこういう会見ばかりで申し訳ありません」と切り出した。続けて「『北の宿から』でレコード大賞(76年)をいただいた頃、母から『もうやめたら』と言われました。私もずっとその言葉を意識してきました。デビュー20周年の今年で“けじめ”をつけ(本名の)北村春美に戻ることにしました」。

 「枯れた歌を歌っていくのはイヤです」と吐露すると「何の悔いもありません、本当にありがとうございました。これからはフツーのオバさんをやります」。

 その瞬間、テレビのリポーターから「引退は(ディレクターだった)男性との結婚を決意したのか。妻子がいるが…」と質問が飛んだ。はるみは一瞬戸惑うも「そのことは関係ありません。自分の生き方は自分で決めることで、他人によって決められるものではありません」とかわした。

 引退はその年の「NHK紅白歌合戦」と明言。もっとも記者からは「デビュー以来、芸能界しか知らなかった人でしょ。どうして普通のオバさんになれるの。1人で電車に乗ったこともないし、切符の買い方も知らないんでしょ」と皮肉も。

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