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【ぴいぷる】「名優」と言われ違和感… 岸部一徳「『こんな俳優だ』と人の評価に自分を合わせていくのは違う」 (1/3ページ)

 いぶし銀の魅力と存在感で、数々の作品に出演する名優だ。

 「どうすれば役の人物が自然に見えるのか、というのを大切にしていますね。映像の中で、『その人に見える』というのが大切で、僕自身に見えたらダメだし、芝居をしていると気付かれないくらいに見えるのが理想的だなと思って、ずっとやってきました」

 俳優、水谷豊が監督に初挑戦した映画「TAP-THE LAST SHOW-」(17日公開)に出演している。

 「劇場でタップダンスショーを見ているような気分が味わえる映画になっています。こういうのは日本で初めてではないでしょうか。これは劇場の大きなスクリーンで見てほしいですね」

 元天才タップダンサーの渡(水谷)は、ステージでの事故の後遺症で足を引きずり、酒におぼれた日々を送っていた。そんな彼に、旧知の劇場支配人、毛利(岸部)は「最後のショーを演出してほしい」という相談を持ちかける。若きダンサーたちに託そうと決意することで、彼の止まった時間が再び動き出す。

 「監督は素晴らしかったです。長い俳優生活の中で映画のノウハウを通ってきている分、まとまりやすい作品になるのかと思ったら、大胆な発想を持っていて、撮り方、感性が新しいんです」

 水谷とは、随分前から縁がある仲だ。

 「僕は、水谷さんが出演されていたドラマ『傷だらけの天使』(1974年)の音楽をやっていたので、そのときに彼を見て、『面白い俳優さんだな』と思っていたんです。その後、『相棒』は9年くらい一緒にやって、今回は相手は監督、僕は俳優という形になり、なかなかいい仕事の出会いだと思いますね」

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