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テレビ、ラジオ、ネット「文化人枠」の不思議なギャラ事情 (1/3ページ)

 通常の商売に関しては明確な値付けがあり、売り手も買い手も納得できる均衡の金額で商売が成立するもの。しかし、これがあまりにも当てはまらないのがテレビ業界である。芸能ニュースなどで、「大御所司会者は1本出ると200万円」や「知名度の高さの割には1本50万円なので中堅芸人・Xは司会者として重宝されている」といった話もある。また、「前説」と言われる番組前に観客席をあたためる(事前に盛り上げる)役の若手芸人のギャラは5000円程度とされる。

 これは芸能人の話であり、「格」に応じてギャラが変化していく点については理解ができるだろう。5000円の若手であっても「いつかは200万円に……」という野望を抱き、日々前説に励んでいるのだ。だが、番組出演者の中で「いったい、こりゃなんだ……」と考えるのがいわゆる「文化人枠」の出演者である。弁護士やジャーナリスト、元官僚、学者らがこの枠に相当する。芸能事務所に所属する芸能人であれば、テレビの1時間番組で10万円以上はもらえるものだが、文化人枠の場合は3万円が定番となる。そのため芸能事務所に所属し、芸能人扱いをしてもらう人もいる。

 ここで言う「文化人枠」とは情報番組のコメンテーターや、とある専門分野の解説者としてパネルの前に立ったりする人々であるが、このギャラの相場の基準がよく分からないのだ。テレビ、ラジオ、ネット番組へ多数出演した経験を持つジャーナリスト・A氏が、これまでのギャラ事情について明らかにしてくれた。仕事内容については、「事前打ち合わせ(対面・電話両方)あり+出演」「テレビ局の会議室等で収録→VTR出演」「ぶっつけ本番出演」「ラジオでの電話出演」の4パターンがある。テレビ、ラジオ、ネット番組のギャラ事情をそれぞれのパターンも含めて紹介する。

NEWSポストセブン
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