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「責任転嫁」批判も…『AIに聞いてみた』の疑問点を“NHKに聞いてみた” マツコは「分かりやすいお告げ」 (1/5ページ)

 「これは、社会問題解決型AI(人工知能)の分析結果から導き出された“ムチャな提言”に、マツコ・デラックスが耳を傾けてみる番組である」--こんなナレーションで始まる番組が、NHK総合で7月22日に放送された。

 タイトルは『AIに聞いてみた どうすんのよ!? ニッポン』。NHKの開発した「AI」なるものがはじき出した“社会への提言”を、司会の有働由美子アナウンサーとマツコ・デラックスさんがゲストとともに論じるという内容だった。

 その提言の中には「40代ひとり暮らしが日本を滅ぼす」という過激な内容も飛び出し、ネット上で話題を呼んだ。「本当にAIなのか」「統計的に正しい操作がされているのか」「40代ひとり暮らしを全否定するのか」「AIという“虎の威を借りて”発言の責任転嫁をしているのでは」--など批判の声も目立った。

 これらの真相は。番組内や公式サイトでは十分な答えが得られなかったため、ITmedia NEWS編集部はNHKに質問状を送った。その回答が届いたので、論点を整理しながらNHKの回答を紹介する。

 ●「AI」なるものは何者か

 NHKが独自に開発したという「社会問題解決型AI」とは何者なのか。

 番組内では、「日本のあらゆるデータ」30年分、合計700万個のデータをAIにインプットし、さらに1万5000人分の人生を10年以上に渡って追跡したデータも用いたという。「パターン認識」や「ディープラーニング」を駆使したといい、「AIは因果関係は分からないものの、(中略)値が連動して変動するあらゆるデータを瞬時に見つけ出すことができる。その時、データの名前や意味は気にしない」とも、解析アプローチの一端を明かしている。

 開発者は誰か。開発リーダーはNHKディレクターの阿部博史さんで、これまでもビッグデータ解析を使った番組を制作してきたという。

ITmedia News
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