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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「猛」》猛暑の大阪にバレエダンサー集結! 日本人活躍目覚ましいワケ (1/2ページ)

 世界で活躍するトップバレエダンサーが集まり、共演する公演がこの夏、関西で開かれた。夏はヨーロッパなど世界の劇場が新シーズンを前に休暇に入るためそこで踊るダンサーたちが日本での公演に出やすいためだ。普段は海外で活躍している日本人ダンサーが帰国して、その美しい姿を日本のファンに見せてくれた。猛暑の大阪に、トップダンサーたちは涼やかな風を運んでくれた。

 出演者の一人、ポーランド国立歌劇場バレエ団のプリンシパル、海老原由佳さんに話を聞く機会があった。すらりと伸びた手足を存分に生かしながら、品格漂う美しい踊り、豊かな表現力で世界の観客を魅了している。

 ヨーロッパ屈指の大劇場であるポーランド国立歌劇場のバレエ団に初のアジア人ダンサーとして入団して以来、確実にステップアップを重ねて現在、劇場の最高位のファーストソリストとして活躍している。

 神奈川県出身で、幼少期を過ごした中国でバレエと出会った。帰国後もバレエを続ける一方で、学業もおろそかにはせず、慶応大学に入学。しかし、「バレエに打ち込みたい」という気持ちが勝り、大学中退して退路を断ってカナダにバレエ留学したという経歴の持ち主だ。以来、ロンドン、クロアチア、そしてポーランドと世界各地でキャリアを重ねている。「十代の終わりのバレエ留学はほかの人と比べると遅い方ですが、その分自分の覚悟は揺るぎなく、そのおかげで、国外を出てからもどんな困難にも心が折れることはなかった」と振り返る。

 近年、日本出身のバレエダンサーの世界での活躍がめざましい。バレエ界のアカデミー賞といわれ、バレエ界で最も権威のある賞のひとつといわれるブノワ賞を2014年に日本人で初めて受賞した木田真理子さんや、産後もノルウェー国立バレエ団のプリンシパルとして活躍し、ドキュメンタリー映画も作られた西野麻衣子さんら、大きなニュースになった人も多い。

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