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【立川志らべ CS・BS 今週の狙い撃ち】さすがタランティーノ! 密室だろうと撃ちまくる「ヘイトフル・エイト」

★「ヘイトフル・エイト」9月16日(土)午後8時55分、スカパー!CS240ムービープラスHD

 クエンティン・タランティーノ監督と言えば、1992年に「レザボア・ドッグス」でマニアの間で話題となり、94年の「パルプ・フィクション」でその名を不動のものにした、アメリカを代表する映画監督です。

 そうそう、「パルプ・フィクション」と同じ時期に公開された「トゥルー・ロマンス」でも脚本を担当しているというので、見に行ったのですが、激しい暴力シーンなどが満載で、実にウブだった私はかなりビビった記憶があります。

 2012年に見た「ジャンゴ 繋がれざる者」は、人種差別の根源を見つめたような社会派作品をエンターテインメントとしても見せる手法で、面白かったですなあ。

 その次の作品が2015年公開の「ヘイトフル・エイト」。前作に続き西部劇なのですが、これがまた違った作品なのです。16日午後8時55分からスカパー! ムービープラスで放送されます。

 猛吹雪の夜、訳ありな7人の男と1人の女がロッジに閉じ込められた。1万ドルの懸賞金がかかるお尋ね者の女を連行中の賞金稼ぎは、この中に女の仲間がいるのではないかと警戒する。互いの疑心暗鬼が頂点に達したとき、最初の死体が出る。だが、それは予測不能な密室殺人の序章に過ぎなかった…。

 出演はサミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リー他。

 密室劇というと、「十二人の怒れる男」という名作があります。限られた空間の中で犯人を探していく様はまるで「十二人の~」と雰囲気が似ています。しかし、そこはタランティーノ。密室だろうと撃ちまくりますよ、銃を。そしてリアルに、クールに描いていくので、感情移入をしていく暇がないほど。

 そして音楽がいい! 担当したのはエンニオ・モリコーネ。そう、多くの西部劇の音楽を担当したレジェンドです。こういう過去の作品へのリスペクトがあるのもタランティーノ作品の特徴でもありますねえ。(立川志らべ)

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