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【泉谷しげるの毒舌コラム オレに言わせろ!】続く核のチキンレース 水爆持ってる国だと認めろってことだな (1/2ページ)

 先週はミサイルを飛ばして、今週は水爆実験と北朝鮮のスケジュールは揺るぎないな。世界の制裁レベルが甘いから北の挑発を止められないのだと、イラついてる人も多いと思うが、今まで各国の核実験を制裁処置だけで止めることできたか。

 テレビでは「北はどこに着地したいのか」と悩ましく議論してるが、わかっているクセに、なに言ってンだかだ。

 かつて独裁国が、アメリカを中心とした多国籍軍に攻められ、滅ぼされたが、この時から他の国家の首領は「核」を持たざる国は、他国から攻められて、体制を解体されてしまうという現実を認識したのだな。

 貧しくとも核さえ持ってりゃ攻められまいと考える通り、核実験した国はなし崩しに保有国として認められた状態だ。北もまた核保有国として交渉のテーブルに付きたいのだ。これが、今ンとこの着地点なのだが、アメリカがソレは許さんという以上、核のチキンレースは続くのだ。

 イチバン怖いのは「暴発」で、かつてアメリカとソ連(当時)冷戦時代に、戦闘機同士が衝突したり誤射があったりとハラハラさせることが何度も起きた。あのときは政府関係者もさぞや凍りついたハズ。

 現在も、暴発が起きれば、相手は核ボタンに手をかけるだろう。つまりは戦争っていうのは、極度な緊張感が着火させてしまうのだ。できれば、早くテーブルに付きたいというのが双方の本音かもしれないな。

 しかし、この先もICBM(大陸間弾道ミサイル)が発射されるというスケジュールもあるようだし、暴発の恐怖はしばらくは続くのだろうな。

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