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【ぴいぷる】今しかない“半人前”にドキドキ 宝塚前星組トップスター・北翔海莉、コメディー舞台で女優デビュー (2/3ページ)

 「この作品は、有名なダンスナンバーや名曲がいっぱい入っている誰もが憧れるミュージカル。それに私の女優デビュー作はハッピーエンドのコメディーがいいと思っていたんです。何より、男勝りで恋には不器用な主人公のベイブが、仲間たちを引き連れて戦う姿が、宝塚を卒業したばかりの私にぴったり当てはまるかな、と決めました」

 外国人の演出家とのタッグは初めてになるが、「日本人にはない発想で誰もが想像していない演出と解釈がすごくおもしろいんです。1950年代のお話ですが、現代に通じることも多くて少しも古さを感じない。私にも自然体でいいとおっしゃってくださって。男役ではないけれど、まだ女優になり切れていない今しかない時期を、私自身もファンの方も一緒に、ドキドキしながら楽しみたいですね。この作品はいろんな国でいろんな舞台があるけれど、今回はトムさんにしか出せない世界観の新しい『パジャマゲーム』になると、ワクワクしています」という。

 父親も兄も自衛官で、「自衛隊に入りたかった」という15歳の少女が、背が高かったことから担任教師に勧められて宝塚音楽学校を受験。思わぬ一発合格で人生が大きく変わった。

 「宝塚自体を知らず、芸事も一切やっていなかった。何もない真っ白なパレットだったからこそ、宝塚の諸先生方に自分も気づかない、いろんなところを引き出していただいて、今の北翔をつくってもらったと思っています」と謙虚に振り返る。

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