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【ぴいぷる】今しかない“半人前”にドキドキ 宝塚前星組トップスター・北翔海莉、コメディー舞台で女優デビュー (3/3ページ)

 歌劇団入団後の努力は並大抵ではなかっただろうが、「ターニングポイントは毎回の作品と毎回の役のすべて」といい、着実にステップアップ。組替えや専科を経ての異例のキャリアを重ねて、ついに星組トップに昇りつめた。

 「私は目標がトップではなく、自分の中で納得する、『清く正しく美しく』の宝塚のモットーを極めた舞台人になりたかった。トップにたどり着いたのであれば次のステップに行こうという感覚があり、本公演を3作でやめるという条件で引き受けたんです」

 しっかりとゴールの先を見据えて、惜しまれながら退団した後のプランは?

 「今後の人生設計は分からないですね。退団してから今までの9カ月で、ご縁がつながって想像もしていなかったお仕事に次々に出合いました。自分で幅を決めずにその時その時にさまざまなチャレンジをして、新しい北翔をつくっていきたい。最終的には60、70歳になるまで細々でもパフォーマンスを通して、お客さまに幸せを届けられるエンターテイナーでありたいとは思っています」(ペン・平松澄子 カメラ・志儀駒貴)

 ■北翔海莉(ほくしょう・かいり) 女優、エンターテイナー。千葉県松戸市出身。1998年、宝塚歌劇団入団。月組、宙組、専科と異動し、2015年星組トップスターに就任。16年11月、「桜華に舞え」「ロマンス!!(Romance)」で退団する。その後はコンサートやCD発売ツアーなどを行う。

 ミュージカル・コメディー「The Pajama Game(パジャマゲーム)」はほかに、大塚千弘、上口耕平、阿知波悟美らが出演。公演は9月25日~10月15日=東京・渋谷の日本青年館ホール、10月19~29日=大阪・梅田のシアター・ドラマシティ。

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