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【新橋のネクタイ巻き TV視てますか?】Eテレらしからぬ「訳あり」ぶり ゲストのヤバイ話を根掘り葉掘り聞く『ねほりんぱほりん』舞台裏にびっくり

 オヤジがまだガキだった1960年代に毎夕、視ていたのがNHKの人形劇『ひょっこりひょうたん島』。学生運動が世間を騒がせていた頃だが、博士やダンプ、チャッピなどの島の子供たちがヘルメットをかぶり(ゲバ棒も持って?)「灯台を返せ!」とシュプレヒコールする回があった。

 東大と灯台。作者の井上ひさしさん一流のギャグだが、今思えば、よくぞ子供番組でそんな「反体制的言動」を書いた。昔のテレビは懐が深かった。

 なんてことを思い出したのは先日、半年ぶりに『夏の終わりの、ねほりんぱほりん』(昨年度下半期にEテレでレギュラー放送された『ねほりんぱほりん』の特番)をEテレではなく総合で視たから。

 『ねほりんぱほりん』は、『ひょうたん島』風の人形劇という体裁をとりながら、中身は赤裸々トークショー。モグラのぬいぐるみの「ねほりん」(声・南海キャンディーズの山里亮太)と「ぱほりん」(声・YOU)が聞き手となり、ブタのぬいぐるみの「訳ありゲスト」を招いてヤバイ話を“根掘り葉掘り”聞き出す。

 現在のテレビ界でテレ東よりも攻めの姿勢を先鋭化しているEテレの中でも、超カクメイ的というべき番組だ。

 ウソじゃない。今月で35周年となる『週刊ザテレビジョン』が記念企画として行った「業界人が選んだ“また見たい”と思う(ドラマ以外の)番組」で堂々の1位を獲得している。とにかく、元薬物中毒者とか整形する女とか、Eテレらしからぬ「訳あり」ぶりだ。

 今回の特番では制作の舞台裏が紹介された。トーク収録後に人形の動きを合わせる“神芸”にはびっくり。ウシのぬいぐるみの新キャラ「ウシ澤典夫」もナレーション役で初登場。声はもちろん元NHKの看板ニュースアナ・石澤典夫さん。

 特番では来月からEテレでシーズン2が始まると告知された。「ウシ澤典夫」にも会えるかな?(新橋のネクタイ巻き)

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