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【高須基仁 人たらしの極意】今最も鼻につく自称リベラル・ジャーナリストたち 日本の政治に右顧左眄するばかり

 「このハゲー!」の豊田真由子衆院議員がお詫び会見を開いた。釈明をするぐらいなら、最初から言わなければいいし、「ハゲ」を「ハゲ」といって何が悪いのか? いっそ反省などしなくていい、と私は思う。

 私は頭頂部がすっかりハゲてきたので、麻生太郎副総理と同じボルサリーノのハットを被るようにしている。ハゲと言われても何とも思わない。

 「ハゲ」に「ハゲ」と直言するのが豊田氏の政治信条なら、北朝鮮の金正恩総書記の奇異な髪形や、トランプ米大統領の強引な分け目について、「変だ」と言う勇気はあるのだろうか。

 いま、ワイドショーでは「ハゲだ」「不倫だ」と連日、女性議員の“失態”を執拗に追いかけているが、女性が政治の世界で成り上がっていく過程の魂の叫びなのだ。

 それより私が鼻につくのは、ワイドショーや報道番組でコメンテーター席に陣取る新聞社出身の自称リベラル・ジャーナリストたちだ。現実主義を口実に、米国の核の傘にすがり、国連の核兵器禁止条約にも賛同しない「被爆国」日本の政治に、何も声をあげない…。

 私は民族主義者にも左翼活動家にも友人がいる。右も左も「戦争はダメ」と心底願っている。戦前の日本に逆戻りさせようとは誰も思っていない。解散総選挙が迫る中、タレント風に顔を売りながら、右顧左眄(うこさべん)するコメンテーターを私は見逃さないぞ! (出版プロデューサー)

 ■高須基仁の“百花繚乱”独り言HP=「高須基仁」で検索

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