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【玉袋筋太郎 玉ちゃんの酔滸伝】「バブルと寝た女」と「お客と寝た女」…人生はチンケなテレビドラマなどを超えています (1/2ページ)

 東京・新宿のスナックを2軒訪ねた際、なんとも濃密な人生を過ごしてきた2人のママとお会いしました。

 一人は新宿3丁目にある「スナックみずき」の美月ママです。横浜出身のママは学生時代に男友達からの誘いで新宿のクラブでバニーガールとして働くことなり、お客さまからのチップの額を見て、「こんな仕事しているだけでこんなにお金がもらえるの!?」と仰天します。

 「これぞ天職!」と思ったママは大学を中退して水商売の世界に没入。その後のバブル景気も味方して、最高に景気のいい時代の海を泳ぎました。いい人が現れて結婚・出産。しかし離婚して、子供を養うために自分でお店を始めました。

 ご両親が美月ママに言いました。

 「子供たちが将来、大学まで進学できて恥をかかないよう、シッカリとお金を貯めなさい」

 美月ママはそのことばを守り、周りがブランド品を買いあさるのを横目にシッカリと貯金したそうです。そして子供が大学進学の時に自分で貯めたお金で学費を捻出しようとしたら、別れた旦那さんが学費をフォローしてくれたらしく、貯金は手付かずのまま残ったそうです。バブルと寝た女としては、なんともハッピーなオチでしょうか?

 もう一人は歌舞伎町「港崎」の真由美ママです。真由美ママのすごいところは、自分の過去を包み隠すことなく話す度胸。店名は「港崎遊郭」からつけたそうです。

 真由美ママは離婚後、横浜から出てきて子供を育てるために新宿のソープランドで働きました。相手にした男の数は4万本以上。それも隠すことなく笑って話してくれます。「あの商売で働く女の子たちの相談に乗ってあげたい」の一言には頭が下がる思いです。

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