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【没後10年 阿久悠】今も響く「時代の飢餓感をキャッチしろ」の言葉 時代が何を求めているのかを常に研究していないとダメ (2/2ページ)

 「今、阿久さんが生きていたら、何をしていただろうって考えてみるべきでしょう。そしてヒット曲ではなく、スタンダードを作るというものづくりをしたほうがいいんです」

 飯田氏は、昨年デビューしたばかりの歌手、林部智史(29)をボーカルに起用した。

 「作曲は大御所のシンガー・ソングライターに依頼したところ、阿久さんにはお世話になったし、大好きだからと快諾してくれました」

 今も阿久さんの言葉は生き続けている。(おわり、この連載は福田哲士が担当しました)

 ■阿久悠(あく・ゆう) 1937年2月7日生まれ。作詞家として数々のヒット曲を送り出す。生涯、作詞した曲は5000曲以上といわれる。2007年8月1日没。享年70。

 ■飯田久彦(いいだ・ひさひこ) 1941年8月23日生まれ。現職はエイベックス・エンタテインメント「レーベル事業本部」シニアアドバイザー。ビクターのディレクターとしてピンク・レディーや岩崎宏美らを手がける。

 没後10年・作詞家50年を記念した『「阿久悠 リスペクトコンサート」~君の唇に色あせぬ言葉を~』は2017年11月17、18日、東京国際フォーラム・ホールAで開催。石野真子(両日)、五木ひろし(17日)、岩崎宏美(18日)らが出演。問い合わせは、サンライズ・プロモーション((電)0570・00・3337)。

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