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【聖林裏表】スパイサー前大統領報道官に大喝采 秘密裏に仕組まれたエミー賞サプライズ出演 (1/2ページ)

 ロサンゼルスで17日に行われた、米テレビ界の最優秀作品に与えられる第69回エミー賞授賞式に、トランプ政権の一員から7月に身を引いたスパイサー前大統領報道官がサプライズ出演し、話題を呼んだ。

 ホスト役のコメディアン、スティーブン・コルベア(53)がオープニング・トークに入っていた。昨年の大統領選の際のトランプ大統領と、ヒラリー・クリントン氏の討論映像も流れるなど政治色が濃い滑り出しだった。

 「トランプ氏にとって大事なのは視聴率だ。高い数字を出さなければならない。私は今夜、数字を取れることを願う。だが残念ながら、ここにいる観客が多いかどうか、分からない。だれが観客の多さをいえるだろうか。ショーン(スパイサー)、知ってる」

 何を言い出すのか……と会場がいぶかしがっていると、大統領報道官が記者会見で使うものをまねた演台とともに、スパイサー氏が登場した。タキシードに蝶ネクタイ姿。「今回のエミー賞の聴衆は、過去最大になるだろう。以上。会場でも、世界中でもだ」とだけ述べて、引っ込んだ。やや赤面していた。会場は爆笑と歓喜の渦に包まれた。

 トランプ氏の大統領就任式のとき、今回の「エミー賞」の部分を「大統領就任式」に代えて発言し、大ブーイングを浴びたことは記憶に新しい。反トランプが主流のハリウッドで、トランプ側にいた象徴的な人物が「こっち側」にきてジョークを発したことに、会場は大歓迎してみせた。

 スパイサー氏は、エミー賞が終わった後のパーティーでも大人気だったという。米誌、ヴァニティ・フェア(電子版)はスパイサー氏を「セルフィー・アクセサリー」と表現したほどだ。「自撮りのお伴」といった感じか。

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