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【新橋のネクタイ巻き TV視てますか?】バンド演奏も“クレージー”級 絶妙な配役の「植木等とのぼせもん」で“ひよっこロス”緩和!?

 放送中のNHK土曜ドラマ『植木等とのぼせもん』(全8回)。先立って放送したドキュメンタリー『「植木等の時代」の魅力に迫る!』では松任谷由実が植木さんとのエピソードを満面の笑みを浮かべて語っていた。

 同年代のオヤジにとってこんなうれしいことはない。(ユーミンの話す独特のテンポや間の取り方って、植木さんによく似ている気がする。「お呼びじゃない。お呼びじゃない? こりゃまた失礼いたしました…」というあのテンポ)。

 ドラマの原案は小松政夫の自伝的長編小説『のぼせもんやけん』。「スーダラ節」が空前の大ヒットとなり、過密スケジュールで植木等(山本耕史)が倒れて入院。妻(優香)やクレージーキャッツのリーダーのハナ肇(山内圭哉)が心配し、運転手兼付き人がつくことに。それが博多から上京した青年、後の小松政夫(志尊淳)だ。

 時代は朝ドラ『ひよっこ』とほぼ同じ昭和40年前後。今週末に待ち構えている「ひよっこロス」を、この土ドラが少しは緩和してくれるかも。

 等の父・植木徹誠を演じるのが伊東四朗というのもしびれる。「植木等の時代」から10年後(昭和50年前後)、お笑い界を席巻したのが伊東四朗と小松政夫だった。2人が生み出した「ベンジャミン伊東」や「小松の親分さん」といったギャグは、やはり植木さんあってのモノダネ。第2回では植木に説教された小松役の志尊に伊東が初めて声をかける場面があり、不思議な思いで視た。

 クレージーのバンド演奏場面は出演者たちが自ら楽器を操っている。山本耕史のギターの腕前はすでに有名だが、谷啓役の浜野謙太は、もともとがトロンボーン奏者。「ガチョ~ン」のまねもそっくりだし、浜野はこの役を演じるために生まれてきたのかも。それとクレージー映画の撮影現場でメガホンをとる古澤憲吾監督(勝村政信)が強烈!(新橋のネクタイ巻き)

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