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【フリーアナウンサー近藤淳子のまもなく本番です】パブリックスピーチで知っておくと得するポイント (1/2ページ)

 先日、とあるイベント司会で参加された人から「どうして近藤さんの言葉は分かりやすいのですか?」と聞かれました。本番中でゆっくりとお応えできなかったので、何かシンプルなヒントになるようなポイントはないかと考えてみました。

 アナウンサーの話し方は、1対1の「プライベートスピーチ」ではなく、一度話しただけで、大勢の前で、誰にでも伝わるように話す「パブリックスピーチ」です。ニュースや天気予報など身近な情報を、テレビやラジオを通じて小学生から高齢者まで伝わるように話します。

 まずは、滑舌、腹式呼吸、口角筋肉を鍛えていくことが基本です。これまでのコラムでも、発声発音については、トレーニング方法や効果などを取り上げました。今回は、「パブリックスピーチ」で知っておくと得するテクニックのポイントをご紹介します。

 (1)助詞のイントネーションを下げて、音を伸ばさず止めること

 「わたしはぁ~↑」を『はぁ~』と母音を伸ばして、イントネーションも上がっていると、個性はありますが、説得力は欠如してしまいます。

 (2)語尾をゆっくり話すこと

 「~でした。~しましょう。」など文章の意味の終わりには、発する言葉も落ち着かせると、聞いている方は安心や信頼を持って、聞いてくださるようになります。突然の情報変更や時間が無くなってきたなど、焦っているときほど、語尾をゆっくり話してみてください。いつの間にか自分自身もリラックスしていくのも利点です。

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