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松本人志うならせた「にゃんこスター」って? かまいたちVもかすんだ!常識覆す破壊力

 1日行われたコント日本一を決める「キングオブコント2017」の決勝戦で、衝撃が走った。優勝こそ「かまいたち」に譲ったものの、結成5カ月という新星男女コンビ、にゃんこスターがファーストステージはトップで勝ち抜けるという大波乱を起こしたのだ。

 思わず審査委員長のダウンタウン、松本人志も頭を抱えてしまった。リズムネタでも、練り上げられた設定でもない。ただただコントの常識を覆すような破壊力満点のネタが、王道コントを吹き飛ばしてしまった。

 にゃんこスターは結成5カ月。もともと別のコンビでやっていたスーパー3助(一釣良太、男性)と、アンゴラ村長(佐藤歩実、女性)のコンビ。アンゴラ村長にいたっては現在はインターネットマーケティング会社の社員としても勤務する兼業芸人だ。

 今回、披露したネタは2本とも、楽曲に合わせてアンゴラ村長が縄跳びやフラフープをするものの、さびの部分ではそれを使わないため、スーパー3助が絶叫で突っ込むという単純なネタ。

 しかし、練り込まれた設定で挑戦するコンビばかりの中、最後はコンビ名を名乗って終わりというオチすらない新機軸は鮮烈だ。1本目のネタでは審査員(松本、バナナマン、さまぁ~ず)の5人も頭を抱えるも、もう1本みたいという思いから、いずれも高得点。

 にゃんこスターの次にネタを披露した「アキナ」はまさにオーソドックスなネタだったため、優勝候補だったにもかかわらず、ファーストステージで敗退するという憂き目にあったほど。

 演芸評論家の高山和久氏は「笑いの方程式はちゃんと網羅している。ダンスで最後まで押し通す手法はよくある流れだが見る側を引き込んでしまう力は新感覚。アンゴラは『あらびき団』で鳥居みゆきが出現したころを思い出した。ただ同じ流れのネタ2本というのはちょっとつらかった。展開が少しでも違っていれば、栄光の座をつかんだかもしれない。にぎやかし枠のイメージだったが大会をかき回したのは確か。一気に地下芸人の希望の星となった」。

 優勝したかまいたちも割を食ったかもしれない。

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