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【みるほどにハマる北野映画の神髄】ずっとイメージを温めていた下駄タップシーン「座頭市」 (2/2ページ)

 一方「アウトレイジ」がフランスで酷評された時とは逆に、ベネチア国際映画祭の銀獅子賞を受賞するなど、国内外で評判は高かった。

 映画評論家の蓮實重彦氏は、ある雑誌で「この金髪の座頭市はまぎれもなく宇宙人である」と絶賛している。

 当然、この作品もR-15指定。テレビで放映された際、民放では“アブナイ”シーンはカットされたが、WOWOWではなぜかノーカットだった。保護者団体からたくさんのクレームが届いたとか。これも人気のなせる業か。(望月苑巳)

 ■座頭市

 2003年9月公開。北野映画最高となる興行収入28億5000万円。日本アカデミー賞などを総なめ。

 〈あらすじ〉

 ヤクザの銀蔵一家に苦しめられている、ある宿場町に盲目の市(ビートたけし)がやってくる。賭場で儲けた市の金を狙って芸者姉妹が襲ってくるが、聞けば2人は親の仇を探しているという。一方、浪人の服部源之助(浅野忠信)もこの町に流れ着き銀蔵一家の用心棒に。やがて2人は…。

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