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【ぴいぷる】ジャンル超えた最高のコーディネート ジャズ作曲家・挾間美帆 (3/3ページ)

 現時点での集大成“m unit”では、10月27日のブルーノート東京、その4日前(23日)のブルーノート名古屋で、2枚のアルバムを中心に新曲も演奏する。特に見てもらいたいのは、ジャズの一瞬の輝きだ。

 「曲を1から10までは作りません。ジャズに重要な即興のスペースも空けていて、ソリストを誘う。ミュージシャンの個性を読んで、“この人の音のために”と最高のソロがコーディネートできるようにバランスを取ります。そこで自分の想像を超える景色が見えることもあるし、もちろんその逆もある。その場面を感じていただきたいです」

 1通のメールから始まった道のりは、「ジャズとクラシック、ロックとか、ジャンルを超えた作品を創りたい。映像も、踊りなども加わる、アートとしての音楽。40歳までにそれを目指して、今は下積みの期間だと思っています」。芸術が完成するそのときを待ちたい。(ペン・秋谷哲 カメラ・飯田英男)

 ■挾間美帆(はざま・みほ) 1986年11月13日生まれ。30歳。米ニューヨーク在住。国立音楽大学~マンハッタン音楽院大学院。96年大河ドラマ『秀吉』の音楽を聴き作曲に目覚め、大学在学中から多数の作曲&編曲作品を提供。2015年のNHKドラマ「ランチのアッコちゃん」の音楽を担当、テレビ朝日系「題名のない音楽会」などの編曲も手がける。“m_unit”を率い、12年にファーストアルバム『ジャーニー・トゥ・ジャーニー』、15年にセカンド『タイム・リヴァー』を発表。14年に第24回出光音楽賞、15年にBMIチャーリー・パーカー・ジャズ作曲賞を受賞。16年に米『ダウンビート』誌の「未来を担う25人のジャズアーティスト」にアジア人で唯一選ばれた。

 ■LIVE INFO

 23日名古屋ブルーノート、27日ブルーノート東京、22日ヤマハ・ジャズ・フェスティバル(アクトシティ浜松)にも出演!

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