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「性」に揺れるハリウッド、女優ら20人「セクハラ被害」 大物プロデューサー告発 (1/2ページ)

 【ニューヨーク=上塚真由】「恋に落ちたシェークスピア」や「英国王のスピーチ」などヒット作品を数多く手がけた米ハリウッドの大物映画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏(65)が約30年間にわたり、セクハラ行為を繰り返していたことが明らかとなり、米国内で波紋が広がっている。人気女優のグウィネス・パルトロウやアンジェリーナ・ジョリーも被害を告白。民主党支持者として知られるワインスタイン氏に、政界も距離を置き始めた。

 ■報復を恐れ…

 ワインスタイン氏のセクハラ疑惑は、米紙ニューヨーク・タイムズが5日、女優やモデルらの告発記事を掲載して発覚。その後、米誌ニューヨーカーで3人の女性がレイプ被害を訴えるなど、被害者は20人を超えている。

 パルトロウは初の主演映画「エマ」の配役が決まった22歳のとき、ホテルに呼び出された。体に手を置かれて「ベッドルームでマッサージをしよう」と誘われたが、その場で誘いを断り、当時交際していた俳優のブラッド・ピットがワインスタイン氏に抗議したという。

 ジョリーも1990年代後半に、ホテルに誘われたと告白。同氏と二度と仕事をしないことを決めたというジョリーは、「このような女性への振る舞いはどんな分野、どんな国であれ、受け入れられない」と訴えた。

 多くの女性は、同氏からの報復や仕事を失うことを恐れ、これまで明らかにできなかったと吐露。2015年にはモデルの女性がニューヨーク市警に被害を訴えたが、2人のやりとりを記録した録音テープが存在していたにもかかわらず訴追されなかった。

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