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【泉谷しげるの毒舌コラム オレに言わせろ!】カズオ・イシグロ氏はノーベル文学賞にふさわしい! イギリスのゴハンがまずいなンて小せぇ… (1/2ページ)

 日本生まれのイギリス人、カズオ・イシグロ氏が今年のノーベル文学賞を受賞した。

 彼の本はいまだ未読だが、映画『日の名残り』(1993年)は大好きな映画のひとつ。

 内容は公爵家に仕え、ストイックに生きた執事のハナシで一見地味なストーリーだが、位を重んじるイギリス人政治家らのシモジモに対する「差別」意識が表現されてて、執事に対しても見下しがあったりと、なかなかに奥が深い。

 映像の中の「作法」は、まるで本を読んでるようだったな。

 なにより「日の名残り」というタイトルが気に入った。このタイトルで曲を創ったほどだからね! この文学的で素晴らしいタイトルを誰が考えたのかと見たら、「カズオ・イシグロ」…、なぜか驚いた!

 日本人とイギリスは、オイラにはなかなか理解できないコラボなのだ。イギリスに行ったことはあるが、街は美しいが、メシはまずいと思っちまったからさ。滞在中はおいしいアジアン料理ばかり食べてたな。まぁ、欧州・欧米で作られてる日本料理もまた「もどき」で、ソノ国に合わせまくったシロモンだから、ハナシにならん。近年は向上したらしいが。

 しかし、イギリスの文化に夢中になる日本人は実は多いのだ。昭和天皇もそうだったし。音楽史に名をはせたロックミュージシャンの多くもアメリカではなく、まずイギリスをめざしたからね。

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