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泉谷しげる、“エンケン”遠藤賢司さん死去悼む「男の憧れ作ってくれた人」

 「カレーライス」「不滅の男」などの曲で知られるシンガー・ソングライター、遠藤賢司さんが25日、70歳で死去した。胃がんで闘病していたが、復帰はかなわなかった。40年来の盟友であるシンガー・ソングライター、泉谷しげる(69)がその死を悼んだ。

 「『不滅の男』じゃなかったのかよ、死ぬなよ。ショックだよ」

 言葉少なに語り出した泉谷。最初の出会いは、泉谷がアマチュア時代にまでさかのぼる。

 「日本青年館のライブを見に行ってね。そのあと、あいさつをさせてもらったんだよ。そのときのライブがまあ、かっこよくてね。ギターがうまくて、迫力があってね」

 遠藤さんは常に憧れであり、追い続ける存在だった。「フォーライフ・レコードから出した2枚組のアルバムのジャケットをデザインしてもらったんだ。それが一緒に仕事をした最初だったな」

 ライブでも何度も共演した。「いつだったか、ロックフェスで俺が会場に飛び込んだら、あの人は会場を一周してきたんだよ。で、『俺は泉谷に勝った』って言ってるの。子供みたいだよな。ほんと、無茶するから、俺が『やめてください』って止める側に回るんだもの」

 憧れの男はメジャーな舞台からは縁遠かった。「でもな、チャラチャラしてないんだよ。テレビ的なことが嫌いだっただけだよ。テレビは自分をうまく表現してくれないって。とにかくボリュームがでかい人でさ。アンプのボリュームがでかすぎて、俺が切ったこともあるな」

 だからこそ、素直に好きだと言える。しかし、仲間が旅立っていくのは正直さびしい。「自分が学んだ人がいなくなっていくのはショックだよ。あの人は男の憧れをつくってくれた人だもの。そういう姿を、俺も受け継いでいきたいね。でも、俺はアンプをしょったりはしないけどな」

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