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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】憧れのリドリー・スコット監督、最近の作品は継ぎはぎだらけ 「ブレードランナー」新作にも複雑な思い (2/2ページ)

 確かに映像美は圧倒的なのだが、一番大事なストーリーがどうもあちこち継ぎはぎだらけで、科学的な整合性も見事に破綻している。

 リアリティーこそが真骨頂であったのに、子供だましのようなつじつま合わせさえあるのだ。私たちにとっては神のような存在なのだから、そんなことを見透かされては絶対にいけない。

 そして公開中の「ブレードランナー2049」。ブレードランナーというのは彼の映画の中でも金字塔中の金字塔。私にとっては俳優としても監督としても、人生で最も憧れた映画である。

 もしこの映画に納得できなかったら、私はR・スコットから卒業するかもしれない。

 監督、頼むから私をあなたから卒業させないでください。

 ■大鶴義丹(おおつる・ぎたん) 1968年4月24日、東京都出身。俳優、小説家、映画監督。88年、映画「首都高速トライアル」で俳優デビュー。90年には「スプラッシュ」で第14回すばる文学賞を受賞し小説家デビュー。現在「アウト×デラックス」(フジテレビ系)に出演中。11月12日、日曜ワイド「深層捜査2 ドクター大嶋二郎の事件日誌」(テレビ朝日系、午前10時)に出演する。

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