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【ぴいぷる】家族、新喜劇愛が生んだ小藪千豊『毒舌の流儀』 「バラエティーはわざと、コメンテーターではフォロー」 (3/3ページ)

 「新喜劇の恋ダンスのユーチューブ映像が『アッコにおまかせ!』に流れたけど、(そんな事態は)10年前ではなかったこと。東京MXで新喜劇が流れたり、すっちーや松浦真也ら座員が東京の番組でウケたと聞くと東京所属になってよかった、うちの子の大事なときを犠牲にして良かったなと思います」

 座長に就任して10年。すっちー、酒井藍の座長就任など「ほとんど望みがかなった」が、お役御免はまだ先だ。

 「もっと後輩を育てたいし、英語の新喜劇をアメリカで一回やって、ちびっこのお役に立てる新喜劇で覚える英語みたいなDVDを出したい。バンドをやっているので、10年後に聴きたいと思われるぐらいにうまくなれたら。(座長を)辞めたら私利私欲に走ります」

 マルチに活躍してもなお「新喜劇を辞めない」と断言する新喜劇愛と家族愛が、嫌みを消す絶妙なスパイスになっているのかもしれない。(ペン・田中一毅 カメラ・水島啓輔)

 ■小藪千豊(こやぶ・かずとよ) 吉本新喜劇座長。1973年9月11日、大阪市生まれ。44歳。93年に漫才コンビ「ビリジアン」を結成したが、2001年に解散し、新喜劇入団。06年、座長にスピード昇格し、11年、吉本興業東京本社所属後はフジテレビ系の「人志松本のすべらない話」「ノンストップ!」などに出演、タレント、俳優として活躍。ドラムの腕前はプロ級で、11月1日に新喜劇の座員が中心の5人組ロックバンド「吉本新喜劇ィズ」でCDデビューした。

 10月からMCを務める関西テレビのスポーツ番組「コヤぶるッ! SPORTS」(土曜午後5時、関西ローカル)では一流アスリートの魅力に肉薄。「アスリートや関係者が気を悪くされて成績が落ちたら日本の大損。『ナイスMC』と言われるより、駆け引きなく、ホテルマンのような気持ちを心がけています」

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