記事詳細

【板垣眞理子 LA発 芸能Watch】名優K・スペイシー衝撃のセクハラと性倒錯疑惑 ゲイをカミングアウトも同性愛者らから怒り買う (1/2ページ)

 2度のアカデミー賞受賞。Netflixの人気ドラマシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」では、悪徳米大統領を演じ、名優の誉れも高いケヴィン・スペイシー。歌もトークも達者な才人だけに、セクハラ疑惑の衝撃は大きい。

 超大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン氏に続き暴露された醜聞との相違は、性的暴行を告白した被害者が全員男性である点。俳優から英ジャーナリスト、スタッフまで、8日現在で14人。うち7人が被害を受けた当時10代で14歳も2人いた。

 「ペドフィリア」(小児性愛)という言葉がある。厳密には13歳以下が対象だが、大人が子供に性的欲求を感じる性倒錯は、米国で多発する重大な犯罪だ。

 一昨年のアカデミー賞作品賞受賞作「スポットライト 世紀のスクープ」は、少年に対する性犯罪を告発した新聞記者の活躍を描いた。ショウタイムの人気犯罪ドラマシリーズ「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」では、主人公が幼い頃、神父に性的にいたぶられ、人生をいかに狂わされたかが雄弁に語られる。スペイシーの行為も性的倒錯と受け取れるだけに事態は深刻だ。

 今回きっかけとなったのは、俳優アンソニー・ラップが先月、雑誌で行った告白。1986年、当時14歳の彼が26歳のスペイシーにNYの自宅のパーティーでベッドに押し倒されセックスを迫られた。弁護士に相談したが、男同士という状況もあって告発を諦めたという。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース