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【フリーアナウンサー近藤淳子のまもなく本番です】スペイン創業ブランドが日本酒、焼酎の酒器を表現

 日本酒きき酒師の資格を持つ私。日々、様々な酒器に出会い、日本酒とともに楽しんでいます。例えば海外ブランドの磁器の酒器だと、西洋を代表するドイツの「マイセン」、ハンガリーの名釜「ヘレンド」などが制作しています。世界120カ国で愛されているスペイン創業の磁器ブランド「リヤドロ」も、高級陶器人形制作として世界に名を馳せたブランドですが、2015年10月1日「日本酒の日」に第一弾として日本酒の酒器をペアで発表しました。今年の6月には第二弾の日本酒に加え、焼酎の酒器なども発表。今回は、今年発売されたその酒器の魅力に迫りたいと思います。

 まず、目で愛でるアートとしての存在感です。日常の食事のテーブルも、来客時のホームパーティーでも、コンパクトに美しく佇むという存在感ある酒器が、食事を華やかに演出してくれます。価格帯も人形や装飾品に比べると、ペアで8640円(税込み)と非常に抑えられており、日々の生活シーンでも実用性を持って使えるようにという思いが伝わります。

 酒器の模様は、日本の着物などにも見られる七宝つなぎ文様柄と麻の葉文様柄の伝統文様が施され、逆さまにすると逆さ富士になります。ひとつひとつすべてが職人の手作り。丁寧な工程を経る部分など、人の手で醸される日本酒と通じるところがあると思います。

 そして酒器の色です。純白なので、酒そのものの色味を感じることが出来ます。日本酒は無色透明のようでいて、実は黄色っぽい色味、青々しい色味などをとらえることができます。多彩な色を探すのも、日本酒をいただくときに楽しみにしたいことのひとつです。

 磁器というのもポイントです。磁器は冷たいものは冷たく、あたたかいものはあたたかく温度を保つという特徴があります。温度帯をかえ、あたためても美味しいのが日本酒ですが、これからの季節、人肌くらいにあたためたお燗が一層恋しくなります♪

 また、口にあたる印象がツルンとしていて、口あたりがほどよく優しくなります。酒器との相性を確かめながら日本酒をいただくのも面白いです。

 日本酒の香りや味など、どの個性に光をあてて楽しみたいのかによって酒器選びにも幅が出来ます。今宵はお気に入りの酒器で乾杯してみませんか。

 ■近藤淳子(こんどう・じゅんこ) 1975年1月30日生まれ、愛媛県出身。報道キャスター、情報番組レポーター、ドラマ、CM出演、ラジオパーソナリティーとして活躍中のホリプロアナウンサー(元TBS系北陸放送)。また、日本酒きき酒師の資格を持ち、日本酒コンテスト審査員や日本酒コラム執筆連載、コンテンツ番組「日本酒記」やライフスタイル音声マガジン「SELECTORS」などで日本酒の魅力を伝える。全国のお酒イベントでも多数司会を勤めている。2009年から主宰する女性限定の「ぽん女会」で、蔵元と日本酒とお料理を楽しむ空間を企画プロデュース。多くのメディア媒体がその活動を掲載。公式ブログ「あ・い・ろ・ぐ」。一児の母。

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